ペナンロングステイ6



蛍狩り
ぺラ州ニボン テバル コーリア川
2008年01月15日



ペナン州の南隣 ぺラ州ニボンテバルへ蛍狩り
12時半PM、トランスファーのワゴン車に乗り、数件のコンドを廻り、ロングステイヤー総勢10人で出発です。

ノーザンホテル 飲茶ランチ

先ずは腹ごしらえ、ノウザンホテル2階で飲茶ランチ
案内人の李さんが日本人の好みを把握した上での品揃えですから油ぽ過ぎず食べ易い7品でした。

  大根餅 (おろし大根が練り混んである餅

 海老、ニラ、肉 シュウマイ

 餅 海老包み

 ほう葉の混ぜご飯蒸し

 鶏の足先  (美味しかったらしいが女性陣は誰も食べなかった)

「海の家?? へ案内します」と李さんは言う。
日本で言う海の家とは、海水浴客向け休憩所の筈だが、)はてさて何でしょう、
ここペナンでの海の家とは水上住宅を指すようです。
玄関上に 河西 と書かれた板が有りました、表札と思っていたら、こちらの苗字は林(リム)さんだそうです、昔からの伝統で、河西と書かれてある家は皆さんリムさんなのだそうだ。
(へー・・・でも何故?)
この中にはお寺さんまで有り、昔からの伝統を守り続けているようです。

 水上住宅(昔、税金対策の為に建てられたが、今でも住み続けている)

カーフェリーでペナンを離れ、バタワースへ。
バタワースから国道1号線に出て、一路クアラルンプール方向へ。
クアラルンプール方向へとは、おかしな言い方ですが、ホタルを見物に行く事は分っている、が、それは何処なのか案内人は言わない、だから何処へ行くのかなー です。

海 燕

地図を片手にキョロキョロと目を走らす、 ここは何処?。
マレーシアの何処でも見かける風景だが、10軒ほど並んだ店が道路脇に点在している。
1時間も走ったころ、ガス入れとトイレ休憩でペトロナスのガソリンスタンドへ入る、壁に”ニボン”と書かれてある、これが地名のようである。
暫らく走ると漁村へ到着する。
マレーシア一番と言われる養殖場が遠くに見えている。
沼津に住まいの有る私には漁村は見慣れているが、ここはちょっと汚らしく頂けない。
臭いから早くここを立ち去りたいなあと思っていたら、救世主現る!
彼の名は 日本語が上手なT・Tさん、魚の仲買が本業だそうだ。
彼の家にも海ツバメの家が有るという、彼がツバメの家(巣)を見せてくれると言うので早速彼に着いて行く、
ツバメの巣は中華食材で使われると言うのは知っていました、でもイワツバメ、人家の軒下に造る家ツバメ位しか知識はありませんでした。

 これは誰の家???

彼の家に行く途中の道すがら見つけた素晴らしい家です、誰の家?金持ちそう、彼の家? 違います。
よく見ると窓が無い・・・・上の方に小さな口が開いている。
どこからか鳥のさえづりが聞こえている。
そうです、これが海ツバメの家です。ビックリ!!!!
人家より数倍立派な家で、あっけに取られてしまいました。
数分歩いた所で彼の家に到着。 
広い敷地の一角に、その建物が有りました、
建物は まるで昔の農家が持っていた土蔵のようです。

 彼の家で摂れた海ツバメの巣

ツバメの家ですから直接中は見せてもらえませんでした。
そこで彼は白っぽいツバメの巣を持ってきて説明してくれました。
海ツバメの巣は藁や、その他の混ざり物が少ないので高価に引き取られるそうです。
でも、海ツバメがこの家を気に入ってくれ、中に巣を作ってくれない事には何にもなりません、
ですから、海ツバメの鳴き声のCDを流し、海ツバメをおびき寄せる、そんな努力をしているようです。

余談になるが、港の片隅で10人前後が車座になってサイコロ賭博をしていた、飛び交うお金を見て驚いた、
エーッ ナヌー?ウソー!50RM札 100RM札がボンボン行き来しているではないか、桁が違う。 


バカッ 地域 

マレーシア高床式住居が点在する地域です、家全体は古びた木造の家ですが、塗りなおしたりしてイギリス風がちょっと入り、何となくロマンチックな味を醸し出しているのです。
(ペナンでも西海岸で見れます)


夕食 瑞園海鮮飯店

港を出て暫らく走ると街中へ入る、ここで夕食です。
オープンエアーの御気楽レストラン、近隣では有名なのでしょうか込み合ってくると道路までテーブルが並び超満員です。
案内人の李さんが日本人向けにチョイスしてくれた御馳走

 ニンニクの利いた魚の煮付け

 実に美味しい海老の唐揚

 パクチ入りアサリ

 醤油味 海老煮

 醤油味 厚揚げ煮

 蟹雑炊

 見た目より ずっと旨いフライドライス

 


ホ タ ル

船着場から15分程 船に乗る、辺りは暗くなり、いよいよホタル観賞です。
セランゴールの蛍狩りでも書きましたが、マレーシアのホテルの光は白、或いはクリスマスツリーに使う銀色のモール色、あの色と言えば判り良いですね。
チカチカ チカチカ クリスマスツリーのデコレーションが延々と続くのです。
船頭さんが1匹採取してくれました、大きさは身長5ミリ 胴体幅1ミリ、色は頭部は黒、胴体はベージュ色 でした。セランゴール川ではホタルを捕ると罰金が科せられると記憶していたのですが、ここでは規制もゆるいのかなあ
日本のホタルとは体の大きさも、色も、発光色も違うホタルに会えて感激です。
只、難を言うと、灯りです。セランゴール川の場合、自分達が乗っている船意外の灯りはまったくありません、カメラのフラッシュさえ禁止、尚且つ船のモーターも電気でしたので真っ暗闇と静寂でとても幻想的でした。
ところがここでは、工場や養殖場、民家やら、車のライト等々、何と灯りが多いことか、見えづらいし気が散るんですよ。
でもまあ、束の間でしたが夢の一時を体験してきました。

ありがとう

幹事役のT・Mさんが気を使ってくれて、座を盛り上げ、話に花が咲き、多分全員が楽しい蛍狩りツアーになった事でしょう。
案内人 李さんについて、 彼は日本で2年間学校に通い、その後トヨタに勤めたと言ってました。
漢字もカタカナも平仮名も書け、流暢に日本語を操るナイスガイです、本業は???レストラン経営?まっいいでしょう、日本人ロングステイヤーが助けて欲しい時は何でも相談に乗ってくれる、いうなれば”御助けマン”強い味方です。


TOP  ペナンロングステイ6  旅行記

ピピ島    ペナン世界遺産

inserted by FC2 system