ペナンロングステイ6

アメリカ東海岸の旅 
(オーランド 〜 ニューヨーク 〜 ナイアガラフォールズ)
2008年5月13日ペナン発 〜6月3日

New York ニューヨーク  
2008年5月21日


リバティーオブスタチュー 自由の女神


オーランド空港8:28発NW433・・デトロイトメトロポリタン空港11:09着乗換え
デトロイトメトロポリタン空港12:01発NW532・・ニューヨークラガーディア空港13:45着
乗換え時間52分、 「神様時間通りに着きます様に」と思わず祈る。でも心配要りませんでしたよ、ゲート番号を聞いて確認したら一目散に搭乗ゲートへ、荷物はスルーだからたっぷり時間が有ります。


マンハッタン島珍道中
初めてのニューヨーク、空港からM60のバスでYHの近くの107St迄バスが行く筈だった、何故か途中で全員降ろされてしまったのである。
ここは何処?交差点の標識を見ると125Stとなっている、
考えたってよく分らないから道路を歩いている奥さんを呼びとめ、「私は103Stのここへ行きたい、どうしたら良いか」訊ねた、降ろされた乗客も不安そうに私たちの廻りに集まって来て話を聞いている、その奥さんが言うには「そこに地下鉄駅が有るからそれに乗り、103St迄行くと良い」と教えてくれた。
駅で券売機の使い方がわから無いので、今日買っても無駄だと判っていたが1週間パスを窓口で購入し、ダウンタウン方向の電車に乗った、電車は徐々にスピードを上げている、何か変だぞ、ワーイ快速電車D線に乗ってしまったので103は停まらなーい・・・のである。
乗換駅のコロンバスサークル59St迄行き、1線に乗換え、やっと103Stへ到着したのである。
教訓、空港で地下鉄マップを入手すべし(バス路線も書かれている)

到着した日はYHの中の探検や近くのスーパーマーケットへ買出しを兼ね町の様子を見に行く。
翌日、早速地下鉄に乗りヒルトンホテル内のパシミナブティックへヤンキースのチケットを受け取りに行く、1線103Stから乗り59StでB線に乗換え、7AV出下車、今日は上手く行った。
チケットも受け取ったし、いよいよニュークおのぼりさん気分で見物開始。

 F・A・Oシュワルツ 玩具屋さん前   

ヒルトンを出て地球の歩き方を見ながら6番街を南下する、左に曲がり5Av、ParkAv、ロックフェラーセンターの鉛筆のようなタワーを見上げたり、グランドセントラル駅のマーキュリー彫像の下を通り抜け5Avへ、ウインドーを眺めたり、もうキョロキョロ、とうとうエンパイアステートビルまで歩いて来てしまいました。ふー疲れた。

カーネギーホール

カーネギーホールに日本の女の子のピアノ演奏会が張り出されていました

 
 タイムズスクエアー夜景       ダコタハウス

ダコタハウス
127St セントラルパークに面していている、彫刻が施され、ヨーロッパの建物の様なダコタハウス、ここはジョンレノン(亡)とオノヨーコさんが今でも住んでいる格式有るアパートです。


ブルックリン橋
ロウアーマンハッタンとブルックリンの間にはイーストリバーが流れていて2本の橋が架かっている、1本は地下鉄も通っているマンハッタンブリッジ、もう1本は歴史が古そうなブルックリンブリッジです。
地下鉄A線で、High Stで下車、ここはもうブルックリンです、地上に出て一周眺めまわすとブルックリンブリッジが見えているのに気が付く。公園の中を通り過ぎ橋に上がる。
ここからマンハッタンへ向けてテクテク歩くのである、橋の半分は自転車用、もう半分は人が歩くようになっている。
天気も良く、風に吹かれながらの散歩は気持ちが良い、まるで高層ビル群に向かって橋が突っ込んで行くように見える。
絵葉書やポスターがローアングルから写した橋の風景を見たくて、下の公園へ行く。
途中に有ったスーパーマーケットでサンドイッチとコーヒーを買い、食べながら眺める事にした。


 昼   夜景

橋の上も良いが、下からならの眺めは邪魔されるワイヤーも無く、整備された公園なので、のんびり過ごせて良いような気がする。
勿論ポリスも大勢います。
昼間行って、すっかり道も覚えたので、夜景を見に再び出かけた。
ブルックリンブリッジは赤青黄色にライトアップされ、マンハッタンのビル群の灯りと共に夜景を楽しませてくれました。

エンパイアステートビルディング


エンパイアステートビル                     

エンパイアステートビルは86階展望台迄エレベーターを乗り継いで上がる(シニア割引あり17$)
グーグルアースで見ている様な風景が眼下に広がり、高さを実感しました。

GRANT’S TOMB
 グラント将軍の墓

 グラント将軍の墓 

コロンビア大学から歩いて10分、ハドソン川の近くにこの墓が有る。
南北戦争(1861〜1865)で北軍の将、第18代大統領になった人です。
大理石で出来た建物の中には当時の写真や絵が飾られています、階段を下りると奥さんと並んでマホガニーの棺が納められています。
とても墓とは思いえない明るい内部です、ところが、関心が薄いのでしょうか、他に見所が多い為でしょうかサイトシーイングバスも車窓から眺めるばかりで訪れる人も少なく、寂しい限りでした。                                        

メトロポリタン美術館
緑のセントラルパークを横切り、メトロポリタン美術館へ行く。



1日観賞していましたが見たりないです、金曜日だったので日本語で解説してもらえました。
私達は必ずそこの美術館の解説本を買います、但し毎回、見終わってからの事なんです、だから、あれも、これも見ておけば良かったと何時も後悔する、なのに今回も後買いをしてしまい学習能力が無い自分に腹立たしくなりました。
もう一つ、初めは私と主人が二人揃って見ています、ところが次第に観賞したいと思うものがお互い違うので、気が付いた時には相手が何処にいるか分らなくなり、探し回ったり、イライラしたり、挙句の果てには相手を攻めたり、今回も同じ事が起きた、やっぱり学習能力が無いんだなあ。
この次は集合時間と場所を決め、ゆっくり観賞したいですね。

インフォメーションで美術館案内を貰いますがもう一つFamily Map(簡単英語版)を合わせて貰うと、もっと分り易いですよ。

フォート トライオン パーク
YHで知り合った佐藤さんから頂いた情報で、現地滞在の日本人が勧めるマンハッタン北部のFort Tryon Park、観光客は滅多に行かないが良い所らしいと教えてもらった。

 Fort Tryon Park

翌日早速出掛けた、地下鉄を降りた所にエレベータが有ったが歩いて外に出ることにした。
長い地下道のダラダラ坂を下り、外に出た。
「ええー?」右を見ても左を見ても案内板も無ければ何も無い、通行人もいない、雑木林と道路があるだけ、さーて、どっちへ行くんだろう?・・・
たまたまいた道路工事のオジサンにパンフレットを見せながら「ここへ行きたい、バス停は何処ですか」と訊ねた、オジサンが 「この坂を引き返しエレベーターで上に上がるとそこが公園の入口だよ、園内は歩いていくと良い」と教えてくれた。
あらら、さっきのエレベーターに乗ればよかったんだ、仕方なしダラダラ坂を引き返すことにした。
エレベーターで上がると、なるほど、公園は斜め右に見えている。
公園に入ると、手入れをされた花壇が続く、ひどく空腹とみえて近寄っても逃げないリスもいる。
そこを通り抜け林の中へ、ここで一休み、ベンチで読書をしている美しいお嬢さんと一緒に葡萄を食べた。
ハドソン川をはさんで対岸に見えるのはバージニアの森、反対側はマンハッタンのビル群が霞んで見える展望台になっていました。
丘を下り次の丘まで歩くとクロイスターズ教会です。
現地滞在の日本人が勧めるだけの事は有りました、美しく静かで見晴らしがいい、リスも人を怖がらずのんびり、やはり良い所でした、お勧めです。
A線191Stで降り公園を散歩しながらクロイスターズ(教会)へ、帰りは教会裏の舗装されて無い緑に囲まれた道を下り、Dyckman駅で地下鉄に乗れました。


ニューヨーク ヤンキーススタジアム
今回は2日間ともデイゲーム、開始の2時間前11:30にオープンするので珍道中も含め10:00にYHを出発。
1線103St Uptown に乗り、168StでA線Downtownに乗り乗換え、145StでB・D線Uptownに乗換え、161St Yankee Stadiumで下車する。所要時間30分、早過ぎた。



球場前のショップで松井55のTシャツとヤンキースの帽子を購入、これでにわかヤンキースフアンに変身。
晴天に恵まれ暑かった、1日目のシートは1塁側内野席、2日目は1塁側外野席だ、どちらもヤンキースフアンだけ、私達にしてみればヤンキースも応援するがマリナーズのイチローだって応援しなければならないのである。
1日目、今日のイチローは見せ場が無かった、松井がDHでヒットを打った。
2日目にイチローがライトスタンドポールぎわ2階席に飛び込むホームランを放った、数組いた日本人が反射的に一斉に ワーイ パチパチパチと拍手をしてしまった、時既に遅し、廻りから一斉にギョロリと睨まれたのである。
まあ 日本人だから許してくれ、だが、次に信じられない事が起こったのである。
2階席に飛び込んだボールをフィールドへ投げ返せとコールしているではないか、それも全員でね。
欲しい!頂戴!大声で叫ぶ私の声なんか届きません、そんなにいらないボールなら私が大切に日本へ持ち帰るのにね、ヤンキースフアンの薄情者めが。
私が言うまでも無いが、イチローはかなり警戒されている。ヤンキース走者が3塁にいる、ヒットボールがイチローの前に飛んできた、イチローはすかさずホームベースへ返球、3塁走者のバカッタレが走らない。
ヤンキースにしてみれば当たり前なんだが、我々は折角遥々日本から見に来たんだ、イチローの肩の凄さを生で見たいんだよ。

城島の元気な姿、イチローの2階席まで飛んだホームランも見たし、DHで出た松井の連続ヒットも見れたし、次はマリナーズの本拠地シアトルに応援に行きたいが、何時の事かな、それまでイチロー頑張っていて欲しい。
現在の球場は今年限り、来年からは今工事中の隣接した新スタジアムで試合が行われるのだそうです。

ヤンキースWebサイトからチケットの購入が出来なかったので仕方なく日本人向け業者から購入した、土曜日は内野席(Main Box席105$)を買い、日曜日は外野席(Bealcher席57$)を買った。
日曜日、たまたま隣の席のアメリカ在住の日本人親子はWebサイトのアメリカの業者から21$程で購入したと聞かされた。なんてこった。

金額は分らないが窓口で当日売りもしていました。

ニューヨーク ぶーら ぶーら

  冬になるとクリスマスツリーが飾られ、前はスケートリンク、今はレストラン
  ロックフェラーセンター前

  
  セントラルパーク           ニューヨーク市警察    復興の進む グランド ゼロ

フラッシング メドゥ コロナパーク&ニューヨーク メッツ スタジアム
ブルックリンへ、地下鉄7線で終点まで行き、町並みを眺めながらパークへと計画した。
終点の駅の周りは期待した景色とは違いチャイニーズ街でした、まっいいか。
どうも私達はこの公園の横から入ってきたようです、サッカー場が5面程あり、平日の日中というのに3箇所で試合が行われていました。あなた達 仕事は?と聞きたかったが、大きなお世話、日本では考えられないですよね。

行き方は、7線の終点一つ前のWillets Shea Stadiumで降りる。

 ニューヨークメッツ新スタジアム

電車を降りるとそこはニューヨークメッの球場、こちらも隣に新しい球場が作られています。
高架木橋を渡ると世界4大テニスの試合で有名なUSオープンの会場も有る、広大な公園でした。


ハーレム


 黒人女性に流行細かな三編ヘアー

同時多発テロ以来ニューヨークは警備が厳しく、と言っても不愉快ではないです、ハーレムへ行こうが何処へ行こうが警察官がいるので安心です。
聞いた話では、一度事件が起こると、わーっと警官が集まって来るそうです。
ハーレムを歩いていて黒人女性の美容院を見つけました。彼女らの流行は細かな三つ編みヘアーのようです、なかなかステキなんで私もトライしようかしら・・・、止めました、
お婆さんのするヘアーじゃない様な気がしたものでね。


    
   Uptownは北行きです        地下鉄通路でドラム演奏          

地下鉄&バス
地下鉄ウイークパスを買い、10日間 北は207St Inwoodから南はスタッテン島Tottenvillまで乗りまくった。
地下鉄の北行きはUptown、 南行きはDowntown に乗ります、安全です、不安は有りませんでした。
A線は黒人系 7線は南米系 電車に乗っている人種が少しずつ違うのが面白かった。
駅のプラットホームや通路ではバンド演奏、ギター演奏、バイオリン演奏、サキソホン演奏等が響き渡っていました。
ある日、年の頃30〜40代の女性、身なりは普通、体型は大型、人種は白人系、凄いおばさんが乗り込んできました。
大声で勿論英語でまくし立てています、最初は不満を訴えているのかしら、五月蠅いなあ、と思っていたのですが、どうも違うようです。火事で家が焼かれ、子供と路頭迷い暮らしている為らしい、お慈悲ですお恵みを・・・といった次第です。
何人かの人がカンパして彼女は胸で十字を切り、膝を屈め、神に祈り、隣の車両に移って行きました。
でもさ、彼女がまくし立てているその迫力たるや凄いんですよ、哀れさは微塵も無く、私より遥かに元気そうです。そんなに元気なら仕事を探した方が良いのではと感じました。

スタッテン島

船(フリー)はマンハッタンの南端バッテリーパークから出航して自由の女神の横を通りスタッテン島を往復します。
スタッテン島港内から電車が出ています、電車は地下鉄のパスが使える。
電車の沿線には特別何も無い様だが、何か違った風景が見れるかもしれないので南端まで電車に乗りました。
ニューヨーカーのベットタウンなのでしょうか高級分譲住宅が車窓から眺める事が出来ます。
終点で降り、近くを散策しました。
住宅は花が咲き乱れています、ニュージャージーも直ぐそこ見えてます、商店も何もありません。

アポロ劇場
マイケルジャクソンなど多くの有名人を輩出しているハーレムの劇場なので是非行って歌を聞いてみたかった。
YHのセキュリティーの男性にアポロ劇場へ行きたいのだけどと言うと、個人では入れない、ツアーのみだと言う、何故?半信半疑でYHで計画されたツアー(10$)が有ったので申込んだ。
彼は正しかった、理由はわからないがツアーだけしか受け入れず、個人客は入れないのである。
ハーレムという土地柄、及び夜間の帰り時刻を考慮して安全第一、YHの仲間12人と連れ立って地下鉄に乗りアポロ劇場へ行く

 アポロ劇場

初めは1人のプロの男性が歌ったりトークをしたりで楽しかった、ところがそのうちに、素人?子供達も?歌いはじめた、中にはヒップホップを披露する青年もいる。
会場では口笛が鳴り、踊りだす人もいる凄い熱気の中、会場が審査員になり、拍手や盛り上がりで1等2等3等を決めている。
YHで渡された券を良く見ると、何とアマチュアと書かれているではありませんか、確かに大人も子供も上手です、しかしアメリカまで来てアマチュアの歌声をお金を出して聴こうとは・・・良く理解しないで早合点した私が悪いんだけどさあ、これがこの劇場の特徴なのかも知れません、一緒に行った他の人たちも多分がっかりしただろうな。

ハイ ニューヨーク ホステル(YH) 
9泊お世話になりました、ファミリールームも有ります。

 ハイ ニューヨーク

場所、ブロードウェイ103 コロンバスAV103の中間アムステルSt 
ここのYHは新しいダイニング キッチンになり、自分達で食事を作ります。老若男女、世界中から来ているので、カウンター席に座り食事を取りながら皆の作業を眺め、お国柄の料理を作っているのが見れます。
逆に私の簡単料理を作っているのをドイツのお嬢さん組が眺めていて、目が合うと親指を立て「うーんGood」だって。
その女性に「ニューヨークは楽しい?ドイツとどっちが良い?」訊ねました、返事はドイツ。
何人かの人に訊ねましたが皆さん自国が良いと言ってました、生まれ育った場所がベストなんですね。それ以来彼女達とは挨拶をかわすようになりました。
庭が広いので外で食事を取る人やバーベキューをする人たちも居ます。
オランダに住んでいるイラン人の男性と知り合い、メール交換したり、中近東の国々の話を聞かせてもらいました。
談話室ではパソコンをしていたりテレビを見たりしています。
私達は積木で遊びました、メンバーは、日本人、中国人、ブラジル人、ポルトガル人、積木を崩さぬよう1本づつ抜いていきます、抜いた木には英語で質問が書いてあり、次の人が英語で答え、その木を上に重ねていきます。
質問を理解し英語で答える、簡単そうで難しかったけど楽しかったです。
そんな遊び道具も用意されてます。
YH は楽しいです。


 裏庭には桜が植えられ、ベンチやテーブルも

YH〜空港 行き方
ニューヨーク ラガーディア空港からYHへ行かれる人、市バスM60が107St 迄行くので便利そうに見えるが2時間もかかった。
帰りの足の場合、市内の混雑を考慮すると私は地下鉄をお勧めします、
地下鉄1線103Stから乗りタイムズスクエアーで7線に乗換え74St JacksonHtsか82St JacksoonHtsで地下鉄を降りる、直ぐ近くにバス停が有 Q33バスに乗り空港へ。全部で40分です。
バスに乗る場合、地下鉄、バス共通パスを持ってない場合、2$分の硬貨を用意しなければならない。

ラガーディア空港のバス到着順はアメリカンAir、コンチ&NWS、ユナイテット&アリタリアの順に停まります

so Interesting&Exciting なニューヨーク10日間でしたがメトロポリタンをもっと見たい等時間が足りない、後ろ髪を引かれる思いのまま、明日はナイアガラフォールズです。


オーランド ・ ニューヨーク ・ ナイアガラフォールズ            ペナンロングステイ6

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