ペナンロングステイ6

ペナンのユネスコ世界遺産
2008年9月13日

三国志の関羽

トライショーに乗って

1本25RMの生花、
ヒンズーの神様の首に掛けて捧げます 

今はラマダンの最中です
昼の間は飲食をしてはいけません
だから日没になると一斉に食べに行くのです
クレープのような物が積み重ねたスイーツや米粉練菓子まで所狭しと並べて有ります

ビルディングが林立している中、ペナンでは長屋商店街が昔の面影を残しています、壁面を塗り直したり手入れをしていればもっとロマンテックな風景になるのですが、そこは持ち主さん次第ですからね、

八人目の神様

TOPへ戻る  コタキナバル  クチン 

マリアマンの息子兄弟

世界遺産にも登録され、ペナンの中心地ジョージタウンは電線を地下に埋設し、町並みはスッキリした。イスラム教のマレー、ヒンズー教のインド、仏教の中国、そしてキリスト教、シーク等々他民族が上手く融合してこの町を作っている、私達が違和感無く居られるのもその辺に鍵がありそうです                    

ココナッツクラブ主催の”歩いて巡るユネスコ世界遺産ヘリテージツアー”に参加した
マレーシアは18世紀イギリスの植民地だったので歴史的建造物が建ち並んでいる、
集合場所からセントジョージ教会までトライショーに乗る、初めて体験したがなかなか爽快である、

セントジョージ教会(1818年)
当初は木造で作られ、東インド会社の影響でしょうかインドの囚人が建築作業に借り出されたという、その後インドの労働者により白亜のコンクリートに建て替えられ、今でも威風堂々とペナンの顔として建っている。

観音寺(1800年代建つ)
中国福建省の人が多く移つり住み、チャイナタウンを形成し、その一角に観音寺がある、
ここでは3本のお線香を買い、3本纏めて持ち、天に向かい、地に向かい拝むのである、天地仁、日本でも良く聴く言葉だが、この国では実際にそのようにして拝んでいるのです。
お堂の裏手にもう一つお堂が連なり、ここの右隅に鎮座居ている神様は三国志に出てくる関羽が祀られている、
お参りをする人も少なく、なぜかな?商売の神様ではないから?、少々疑問でした、
説明を聞いて納得、裏商売の人の神様だそうだ、だが何故関羽なのでしょう?、力が強いからと説明を受けたが???
お堂の前の広場には見物人では無さそう、参拝者でも無さそう、座り込んでいる人、物を食べている人がいます、1日3回の食事が善意ある人や各寺から振舞われるのだそうです、ドネイション或いはチャリティーをを受ける人達でした

マハ・マリアマン寺院(1883年建つ)
リトルインディアのマハ・マリアマン寺院へ、ヒンズー寺院です
極彩色の彫像門には、中央にスリ・マハマ(女性)が祀られ、長男ガンスン次男ムルガンが両脇を固めた姿がみれます。
お堂の中には象の鼻を持った像、目が一つしかない像等、全てマハ・マリアマンの化身だそうです
堂内に上半身裸の男性、サミーと言いますが、彼等は坊さんです。

カピタン クリン モスク(1801年建つ)
インド系イスラムモスクですからインドのムガール様式の美しいモスクです
イスラム教は男尊女卑、今でも伝統は守られているようです

クー コンシー(1906年再建)
中国 清の時代に王様からクーの名前を貰ったと言うからかなり古い人、
そのクー 一族の寺です、正面には小さな仏増が幾体も並んでいます、観音寺の菩薩、或いは日本の仏像とも姿形が違っていました、
堂内の壁面には三国志の勇者達が描かれていました、
お堂の両サイドの部屋は一族の中で立身出世をした人達の名前のプレートが壁一面貼ってあります、見ると英国○○大学 オーストラリア○○大学 ドクター○○等、華々しい経歴の持ち主がクー一族から出ているのが窺えました

堂内裏手に廻るとクーさんの夢の生活が水墨画で、その隣には七福神ではなくて女性も描かれた八福神の絵も有りました、それに秘密の地下道も、どこかの寺に繋がっているそうですが・・・・

セントジョージ教会                観音寺             マハ・マリアマン        カピタン クリン モスク          クーコンシー
inserted by FC2 system