ペナンロングステイ5

バンコク Bang Kok

2007年2月28日〜3月5日

マレー鉄道に乗り約20時間掛けてタイのバンコクへ行く。

2007年2月28日

 こんな表示で間に合ってしまう、実に長閑なバタワース駅  

ペナンからフェリーに乗り本土バタワースへ渡る、ジェティーを出た所がKTM(国鉄)バタワース駅なのだ。
インターナショナル・エキスプレス(IE36) バタワース13:15発に乗る

列車は定刻より30分遅れて13時45分到着する、意外に正確なのに驚く。
30分の遅れで”正確”と思わせるように私を慣らしてしまったマレーシアは、すごい。

♪今は山中今は浜 今は鉄橋〜♪なんて口ずさんでしまうほど長閑な車窓を眺めながら、3両編成の列車は走る。
バタワースを出発して約3時間、国境のイミグレーションに停車する
列車に荷物を置いたまま建物内へ、マレーシアの出国を済ません、続いてタイの入国審査を受ける。

 両替所や売店、トイレも有るイミグレーション

1人掛け向かい合わせ、2人で1Box ゆったり座れるから楽チンです。
12号車3番(103,9RM)と4番(111,9RM)

午後3時をまわると乗務員さんが夕飯の注文を取りに回る、A、B、Cコースの中から選ぶのだが、A野菜炒めと鶏肉炒め、 C野菜炒めとトムヤンクンを頼んでみた。

喫煙タイムの為、ハジャイ駅で停車中の列車から降りるが車掌が手で入れと合図する、今火をつけたばかりなのにー、文句を言いつつ、隣の車両のデッキで作業しているのを見ながらタバコを吸っていた。
エッ 私の車両との間に 柵?、通せんぼ?何する?
はっと気が付くと同時にNちゃんが、早くこっちに!と呼んだ。
慌てて柵を押しのけて移動する。危なかったー 。
そうなんです、最後尾の車両を切り離し、どこかへ行ってしまいました。
ふー・・・・何処へ連れて行かれるにしてもタバコとライターだけでは、ペナンへもバンコクへも行かれなかったよ。
安心したらジョークも飛び出す、Nちゃん曰く「わらしべ長者の様にをすれば大丈夫だよ」

 列車の中へ夕飯用の鳥の唐揚から果物まで物売りが来る

ハジャイを過ぎた或る駅で夕食が配られ約1時間ほどディナータイムで停車する。???なぜ??
多分、1日1本のインターナショナル列車だから器を返すために停車していると思われる。
薄暮から夜の帳が降り始める頃、再び列車は走りです。

暫らくして、西洋人の若い女性が大荷物を持ってこちらに歩いて来た。
そして後ろに有る列車の連結ドアーを開けようとスイッチを押す。
一瞬私達だって頭の回転がストップする、息を呑む。ドアの向こうは暗闇に続くレイルと信号灯の赤い光だけ。
ドアは開かなかった。
その女性がワメク、「後ろに車両が無い!!!」・・「私の席が無い、ベットが無い!」多分そう言っただろう。
みんな一斉に振り返る。
車掌が説明して納得。
でも何故納得?私には不思議でした。
これには前の説明が必要、何故この女性が私達の車両にいたかですが、後ろの車両は電気系統の故障でエアコンが効きません、ですから全員の人が、後ろから前の車両へ移動していたのです。
では何故納得したかですが、電気系統の故障のため車両を前の方へ移動させる事により、エアコンが働く
のでその車両は前にあるのだそうだ。
楽しい騒動でした。

夜7時ごろ、乗務員さんがベットメイキングに来る、この道うん十年のベテランの様で実に手際が良い。
下段は広く、デブッチョさんでもOKだが上段は少しだけ狭い、夫君が下、私が上、ハイ決まり。
横になっていたら列車の揺れも手伝い、漠睡そのまま朝になっていた。

2007年3月1日

コーランだー、それも直ぐ後ろから聞こえる。
眠いのに、何てことだ、自分のベットで小声では出来ないのかナー。
5時30分、コーランで起こされるんだから何時もの目覚めと変わらないのだけれどさー・・・。
イスラムオジサン3人、元気一杯。

昨夜注文しておいたウエスタンスタイルブレックファーストが配られた。
朝食を済ませると次に考える事といえば”一体何時に着くのだろう”です
乗務員さんが「9時45分」と教えてくれる、後2時間の辛抱だー



赤くて丸い太陽がゴムの林の上に顔を出し始めている、今日も暑い日になりそう。

今回は友人2夫婦とアメリカエアーホース退役軍人(元日本人)のオジサン1人とバックパッカーのお嬢さんが加わり、約21時間 長時間の旅もお喋りに花が咲き、暇を持て余すことなく過せました、皆さん有難う。
やっとタイ バンコク フォアラポーン駅に到着

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