ジュー! パリ
2007年6月4日〜6月26日


VERSAILLES ベルサイユ


フランスの栄華に満ちた黄金時代をルイ14世(太陽王)がどのように表したのだろうか。

ヴェルサイユ宮殿
2007年6月6日(水)

モンパルナスを9:14に乗り9:28にはヴェルサイユ シャンティエに到着
ヴェルサイユ駅から町をブラブラ眺めながら15分ほどで歩いて宮殿に到着した。

宮殿はルイ14世により築かれ1661年から49年後の1910年に完成された。
宮殿の入口からは20cm角の石畳が敷かれ、門、そして宮殿、ここから見ただけでも広さを感じるデッカイ建物だ。

 浅浮き彫りはルイ14世

金色がふんだんに使われた戦争の間、暖炉の上に飾られローマ皇帝に扮しているのだそうだ。

王室礼拝室

ベルサイユで最後に建てられた建物。
天井画は聖書のテーマから書かれたものだが、私には理解できませーん。

 滑らかな肌の大理石の胸像

ルイ14世、ルイ15世、ルイ16世と王が変わり、それぞれが手を加え、自分の好みに変えていったようです。

 鏡の回廊

何と言っても「鏡の回廊」が代表格だろう、当時は高価だった鏡を廊下の片側に張って有る、片側はガラス、
ガラス窓越しに陽の光が入り、大理石と白い漆喰の壁、鏡と白く輝くシャンデリアは豪華絢爛です。

王の寝室だって負けてはいません、豪華そのものです、金糸が織り込まれた錦織りの天蓋、とベッド、流石です。
私には王の生活が理解できない、なぜなら、ベットの前1mに柵があり、そこには家来が居たんだそうだ

 「ナポレオン1世の戴冠」の絵画

大理石と金がふんだんに使われ、「まばゆい!」 「落ち着かなーい」でも豪華!!!
鏡の回廊に続く、とても上品な王妃の部屋はマリーアントワネット好みで、可愛い花柄のクロスで出来ている。


マリーアントワネットの寝室

 マリーアントワネットの肖像、この人の最後は哀れだ


庭園

 庭園

庭園には宮殿が写る様にと作った池や2000以上の噴水があると言うが、広すぎて何処がなにやら皆目見当が付かない。
池の周りには人物や動物の石像が置かれている、そして幾何学模様の低樹木、スッキリしていて広さだけが強調されている。
森だって在るのです、散歩道はその森林の中に真っ直ぐに貫かれている。

よほど健脚でなければ、広すぎて全部はとても歩いて見物は出来ない、そこで、トラム(6ユーロ/人)に乗り、プチ トリアノン、 グランド トリアノン、 カナルへ廻る。
ところで、このカナルや噴水の水は何処から?ベルサイユ宮殿は丘陵地に有るのだ、水は何処から?
セーヌ川から或いは30km程離れた所に溜池があるのだそうだ、サイフォンの原理で噴水や池に水を入れているのだそうです。
同じ原理は日本にも有るのでは?、私の記憶では金沢の兼六園、あの池も浅野川から引いていると聴覚えているが違ったかなあ。


グランドトリアノン

グランド トリアノンとはベルサイユ宮殿の敷地内の外れに有る別宅といえばいいでしょう、別名 大理石のトリアノン」
各部屋の色が黄色だったり青だったりと統一されて、豪華なのだが落ち着いた雰囲気が有りました。
窓が大きく取られ、住み心地良さそうです。
規模は小さいがベルサイユと同じく鏡の間が有り、大理石の白と水色のカーテン、でもキラキラ、やっぱり落ち着かないかも。

プチトリアノン

プチトリアノンはマリーアントワネットがルイ16世から送られた館で、規模も小さく、かなり質素な感じがしました。
王妃が命じ、庭園はフランス式庭園、自然を生かした作りになっていて、滝が有ったり、山の小道や畑、時々草花の良い香りが漂っていました。
最後は断頭台に消える我が身を彼女は予想していていたのでしょうか、それとも時代が時代であるから、予想できたかも知れない「今が良ければいい」とばかりに、今を思いっきり謳歌したの貴女は?。

カナル

ここは無料で市民に開放されている池と林
整備された芝生の上で、さっき見た豪華の真骨頂とやらを思い出しながらフランスパンをかじる私、雲泥の差に苦笑いするも、政略結婚も無く好きな様に生きていられる私の方が幸せかもね。
豪華、次も豪華、次も豪華、次も豪華、豪華も過ぎると、うっとおしい気がするんだけど・・・負け惜しみかな?


 プチ トリアノン前で一休み

パリへ来て方々の宮殿を見学されると思うが、私の様にミーハー観光客は、どうかヴェルサイユ宮殿を最後に見てください、なぜなら他の館は貧弱に見えてしまいす。
でも視点を変えてみれば、それなりに意義はあるだろうが・・・。
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