ジュー! パリ
2007年6月4日〜6月26日


Musee du Louvre ルーブル美術館

Musee du I'Orangerie オランジュリー美術館

Musee Picasso ピカソ美術館

Musee d' Orsay オルセー美術館


ルーブル美術館


先ずはダビンチの 「モナリザ」、流石に人気の絵だけあり、あちらこちらに方向表示がされている。
ならば私もいの一番に「モナリザ」をめがけて足早に進む。
が、その前に立ちはだかるのが「サモトラケのニケ」、

 サモトラケのニケ

一番目に付く最高の場所に置かれたこの像、背中に翼をつけた見事な彫像だ。
大理石像のニケ、船の先に飾られていた物だそうだが、昔の人は壮大な事を考えるんだと驚く、

階段を数段上げると、そこは絵画の世界、
数々の絵を無視して先ずは「モナリザ」、午前中ということもあり、じっくり眺める事が出来た。
だが、ロープが張られていて間近では見れないのだ、近眼の私には絵というより写真を見ているみたいなのです。がっかりです。

イタリアで見た絵画も、ここフランスの絵画も皆 最近描いたように補修されてピカピカです、後世に残す為には致し方なき事なれど、600年もの昔の絵画とは到底思えないのです、当時の色が見えるのだから幸せに思った方がいいのかしらねえ。
2点だけ1450年頃のアレサンドロ フィリップの未だ補修されていない絵画がサモトラケのニケの近くに展示してある、いい感じで見る事が出来ました。(これだって550年前の色ではない筈)


ミロのビーナス

ミロス島で見つかったビーナス
紀元前130年頃、気が遠くなるほどの昔の作品なのだが、顔が綺麗過ぎる様に見えるのですが・・・


 金色に輝く杯

誰が何をする為に・・・

 書記坐像

作者不明だそうだが、アグラをかいた像を見たのが初めて、そして目の威力に思わずシャッターを押す

 ミイラの棺

この中にミイラが1体づつ入っていると思うと背筋が寒くなる
だが、夫の遺体(ミイラ)の下には妻の絵が描かれてあったり、その逆の例も有る、
私なら一人がいいかな、それとも夫も道連れに・・・

 

地上のガラスのピラミッドの真下に逆ピラミッドが、採光を取り入れるには至極有効で地下の広場はは明るい。

”ルーブル美術館の前に、何ゆえガラスのピラミッドが?歴史を台無しに・・・”なんぞと、未だ見ぬルーブル美術館に思いを馳せていました。
ルーブル美術館に来て多くの作品を見れば見るほどに、後世に残す為には現代の技術を持って大切に保存する事が必要不可欠なのだと思いましたが、
ルーブルの前のガラスのピラミッドは未だに私には理解出来ていません。



オルセー美術館





入口の上には駅舎の名残の時計

床下には模型が

高校生なら理解できるかな

 

 オルセー美術館前の広場で ホッ

多くの絵画を見過ぎて頭の中が消化不良の私、こんな私達にはミュージアムパスが役立つ。
何故なら一休みして、頭の中に風を通して、再びオルセー美術館へ。

オランジュリー美術館

午後1:30オープンでした

 

絵の中の人物達の話し声や笑い声や音が聞こえてくるのです

 

 壁一面 ぐるー と モネの睡蓮

モネの睡蓮は、8枚連作
ここの作品はモネ60才以後の作品のようで、筆のタッチが粗いので中央のソファーに腰掛けて見た方が良い、すると池に反射する まばゆい光が見えるような気がします。
素朴な疑問、絵画って遠くから見るもの?作者の息吹の感じられる近くから?

チュイルリー公園で一休み


ピカソ美術館



パリ市がピカソの相続税物納の作品を17世紀の館を改造して美術館したのです。
ルーブル美術館等にも展示して有るが、ここでは若いころの作品「道化」から俗にいうピカソらしい作品(キュピズム)や陶芸等も展示されている。
オルセーで見たピカソの若い頃の作品は私は余り好きではない、どちらかと言うと ヘタ?
人物が顕著に描かれているのだが、バランス感覚が悪いのではないかとも思うほど変なんです、或いはそれが彼独特の感性なんだ、キュピズムを作り出した基になっているのだ、とも言えるのかなあ。
キュピズムの完成したピカソの作品は楽しい、飽きない。




ピカソ館は小さいながらも楽しい美術館でした。
メトロ8番 に乗りシュマン ベール下車



ミュージアムパス

オペラ通りに在る観光局でミュージアムパス4日券を(45ユーロ)購入。
日本で買わなくてもパリで買えます。



おまけ



カルチャーショックを受けました、ある日の午後、美人パリジェンヌがボーイフレンドと美術館前でベタベタしていた。
無作法にも私はそれを眺めていました。
その美形の彼女、薄い布のフレアースカートからは白くすんなりと伸びた足、なんと!その足先に履いているのは黒い地下足袋では無いですか。
こはぜを外し素足に履いていました。
立ち姿の彼女のポーズもカッコ良かったが、その雰囲気に違和感がなく、ステキでした。
地下足袋、日本の女性にも流行るかねえ?
ピカソ館の近くに有るジャパニーズ ショップで赤・白・黒の地下足袋が売られていました。

シャンゼリゼ、凱旋門、エッフェル塔、サントノレ通り ベルサイユ宮殿
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